ブルーフラッグ取得後の取り組み

ブルーフラッグ認証取得後の取り組み

「モビマット」の導入

フランス製のバリアフリーマット「モビマット」を片瀬西浜と鵠沼海岸に1カ所ずつ、計2カ所の車いす入水場所のスロープ付近に設置。それぞれ砂浜に敷くことで、車椅子はもちろん、ベビーカーや杖を利用している人、キャリーワゴンなどの移動も海までスムーズに。またマットの上は砂浜に比べて熱さが軽減しているので、子ども連れの方にもご利用いただいております。誰もが気軽に海を楽しめる環境作りに一役担っています。

「モビチェア」の貸し出し

ブルー×オレンジ×イエローのポップな色合いが特長の水陸両用車いす「モビチェア」。車いす利用者やご高齢で海を楽しむことが難しくなってしまった方がモビチェアを利用することで、湘南の海の魅力を肌で感じることができます。ご利用には付き添いの同伴が必要になります。

「情報掲示板」の設置

片瀬西浜・鵠沼海岸ビーチ内に3カ所設置。同海水浴場の歴史やブルーフラッグについての説明をはじめ、マナーとルールについて掲示しています。また、簡易マップを用いてトイレや車いす入水場所、ゴミ箱、AED設置場所などもアイコンで見やすく表示しています。

「ビーチクリーン」の実施

海水浴場の会期中の7月~9月は毎週日曜日にビーチクリーンを開催し、オフシーズンや平日は同組合スタッフが交代制で行っています。ブルーフラッグ取得後はさまざまなメディアで取り上げていただいたこともあり、参加者が増えました。

ブルーフラッグのリーフレットをこちらからダウンロードできます。

ブルーフラッグきっかけの取り組み

藤沢市内の公立小学校・中学校の全生徒にパンフレット配布

片瀬西浜・鵠沼海水浴場がアジア初の民間でのブルーフラッグ取得のニュースと共に、「ブルーフラッグって何?」「ブルーフラッグビーチどんなところ?」など、子どもたちにも分かりやすい内容で紹介したパンフレットを藤沢市内の全ての公立小・中学校にて配布。また、紙面ではビーチクリーンの活動も紹介したことにより、持ち帰ったパンフレットを見た親御さんが興味を持って参加してくださるケースもありました。

江ノ島電鉄の駅ホームでポスターの掲示

江ノ島駅など、江ノ島電鉄株式会社様のご厚意で駅ホームの掲示スペースにブルーフラッグの認証取得についてのポスターを掲示させていただきました。利用者や通行人の目に触れることで、問い合わせなどが増えるなど認知度が上がりました。

簡易スロープの貸し出し

海の家利用の際、通路から入口にかけて生じる段差を解消するための「簡易スロープ」の貸し出しを行いました。市内にある地元企業の協賛によるもので、利用の申し出があった場合にスタッフが設置するという対応を取らせていただきました。

循環型食器「edish(エディッシュ)」の試験的導入

小麦ふすま、コーヒー粕、リンゴ粕などの原料で作られた食器は使用後に堆肥となり、その栄養で育った野菜が再び食卓に戻るという“アップサイクル”を掲げる丸紅株式会社の「edish」を2021年度は海の家2店舗で導入。それらの堆肥を藤沢市内の農家と連携して農作物の生産に使用してもらうなどの試験運用も行っています。また来年度に向け、丸紅様には新たな用途のedish開発にも取り組んでいただいております。

未利用魚を活用したメニューの提供

片瀬西浜海岸に隣接する「片瀬漁港」。江の島片瀬漁業協同組合では、定置網漁にて規格外で販売できない“未利用魚”のPRなども行っています。今回、海の家でも未利用魚を利用したメニューを考案して提供させていただきました。

ブルーフラッグのリーフレットをこちらからダウンロードできます。